お役立ち情報
サツキの刈り込み
サツキの刈り込み作業中です
6月中旬になると、サツキやツツジの花も最終章に入ります
花が咲いた後、花殻が残り美観が悪くなります
来年、また美しい花を咲かせる為はもちろん
花を咲かせたことにより栄養が取られた葉を再生させる
(芽を新しく生えそろうようにする)
大きくなり過ぎた樹高を低くする
など、刈り込み作業は重要です
地域により季節のズレはあります、
ここ静岡では7月下旬頃までに刈り込みは終了しましょう
時期が遅くなると来年の花付きが悪くなるなど影響もでます
写真では専用の機械を使用しています
ホームセンターでも安価で小さい機械が売っているでしょう
お宅のお庭も・・・
良く切れる刃物で作業すれば「プロの技」になるかも!?
活性作業
幼稚園の園庭にある樹木
毎日のように子供たちの木登りや鬼ごっこの遊び場となる大きな木
踏みつけ、降雨により根の周りはカチカチに固まっています
この大きな木も根で呼吸ができなくて弱ってしまいました
今回、活性作業(元気になるようにすること)を施します
1.根の周り(少し離れた場所)を40cm程の深さに掘る
2.傷ついた根をカット(人間で言う枝毛を切る感じ)
3.埋め戻す土に空気が入るようにバーク堆肥を混入
4.有機質配合の遅効性肥料を適量入れる
5.3の土を深さ半分入れたところで活性液肥を注入
6.埋め戻して 完了
(業者により個々の考えがあると思います)
これで完璧なのかは今後の成長で観察していきます
人間は体力が消耗すると栄養のある食べ物やドリンク剤を飲食
温泉に行ってリフレッシュ
植物も人間と同じことができるといいのですが・・・
大切な緑です!!
人が手助けすることで元気になってくれると嬉しいです
植物(樹木)に役立つと良いですね。。。
久能山の桜
久能山東照宮に登ってきました
東照宮と言えば徳川家康が葬られていて有名
建物は国宝にも指定されています
この絢爛豪華な建物から見える桜
早咲きのカンヒザクラ(寒緋桜)です
周囲には静岡県内の早咲きで知られる河津桜もあります
河津桜 → カンザクラ(寒桜)→ カンヒザクラ(緋寒桜::ひかんさくら)
この順序で2月初旬から咲きます
建物の奥には濃いピンク色のカンヒザクラが超美しい姿で山を彩り
訪れる人々を魅了します
緋寒桜::ひかんざくらは台湾に自生していて沖縄にもありますね
桜は美人や純潔などの花言葉があり、久能山の桜はその意味が納得できるでしょう
今は4月の中旬でソメイヨシノサクラも終わりです
この場所は高地にあるので3月初めがお勧め!!
来年が楽しみです。
大型マキノキの移植
大きなマキノキの移植です
このように大きな木になると重量だけでも7000kg(7t)以上あります
マキノキは温暖な地域に多く自生し、静岡県では防風林として高い生垣の利用がされてきました
写真のマキノキも長い年月を経て立派で大きな木に育ってきたのです
季節は3月下旬、早咲きの桜が見られるようになり、移植の適期
移植の時期は樹木により適期があります
大切な木、思い出のある木など移植により後世に残すことも可能です
移植のポイントは、ぞの樹木の特性、状態、生命力を判断し最善をつくす・・・
・・・もちろん大事なこと
でも前述と共に季節が最大の要点になりますね
私の勝手な持論ですが、
「寒い場所にある木は寒くしてもいい、暖かい場所にある木は暖かくしてもいい」
意味不明かもしれません・・・説明すると長くなりますので・・・
役に立つといいですね!?
ビロード モウズイカ
先日、現場作業の従業員から
" 綿でできた植物が生えているけど・・・なんですか?? "
と連絡があり、その後になって名前が判明! 早速調べてみました。
ビロード モウズイカ
モウズイカを漢字で毛蕊花と書き
外来種の野生雑草 ← 園芸種で種も販売があるようです
漢字で書くようにビロードのような細かい白い毛で覆われ
超!!肌ざわりの良い綿に似た葉っぱです
大きいものだと2m程まで高さが成長し、黄色の花が咲く
陽当たりの良い場所に雑草として生えます
とは言え、あまり見かけない・・・見たことない植物です
薬草としても利用されるそうです
今後は、葉の感触が気持ち良いから他の利用で役に立つかも!?!?
私のように知らなかった人には超珍しい植物ですよ。。
レイランディ
生垣の植栽作業です
植えている樹木をレイランディと言います
レイランディ(英名)::和名ではレイランドヒノキ
元はイギリスでつくられたコニファーです
日本の環境でも良く育ちます
青緑色の葉で円柱型に育っていくためシンブルツリーにもGOOD!
写真のように生垣にして刈込にも耐える
密生してくれるので動物の形に刈り込むなどトピアリーにも使用できます
ただし、成長が早いので管理を上手に考えましょう
それと根張りが浅いため強風の場所では支柱が欠かせません・・・
生垣には使用される樹木の種類が多いから悩んでしまいますね!?
レイランディは条件さえ合えば目隠しや風よけに最適です
お役に立ちますよ!!
鉄平石のアプローチ(通路)
鉄平石の通路を施工中です
国産だと長野県で多く採掘されていました
現在では外国産のジャワ鉄平なるインドネシア採掘もあります
基本はダーク色
鉄平石は板状に剥がれる(はがれる)特質があります
写真は採掘された後、角(かど)や表面を滑らかに加工してあり
「すり鉄平」と呼びます
乱形の石をパズルのように目地(石と石との間)を均一にするとGOODです
1個、1個が違う形なので貼り合わせるのは地道な作業、、、
石は固く冷たい感じがあるかもしれませんね・・・
しかし、写真の様に施工することで曲線ができ、色合いもそれぞれに個性がでます
和風にも洋風にも使用できる鉄平石
センスの良い通路にお勧めですよ!!
御影石
門壁を施工中です
メーカーの名称で「ニューインペリアルレッド」なる御影石を貼り付けています
本来は関西地方の地域で産出された花崗岩を御影石と呼びます
現在では花崗岩を加工した石を総称で御影石と呼ぶようになりました
写真の石は前述の地方から産出された石ではありません、外国産です
この石の特徴は ::メーカーカタログより::
地中深くでマグマが冷えて固まって形成された御影石
強度が強く、耐久性、耐候性に優れている
内外装を問わず建築材料として幅広く用いられてる
御影石は固くて簡単に扱いできるものではありません、しかし
天然石なので美しく、色落ちが少なく、高級感があります
値段も安価な物から高価な物まであり、色を含め多種多様です
玄関ポーチや通路、テラスなど庭のアイテムにGOOD!!
お洒落でオリジナルにもいいですよ。。
ヘデラ カナリエンシス
ヘデラ カナリエンシスの植栽作業をしています
常緑つる性植物でウツギ科キズタ属
ヘデラは種類が多く、代表的にはヘデラ ヘリックスやバリエガータがあります
アイビーと名称されるのはヘリックス
カナリエンシスは原産地がカナリア諸島
耐潮性があり、暑さにも強いです。 でも寒さは苦手のようです
この種は環境適応力が強く、ほとんど管理手間は必要としません
但し、伸びすぎたツルの切除、密生したツルの間引きは必要でしょう
※密集させ過ぎるとヘビやトカゲの住処になってしまいます・・・
冬には葉が赤味をおびてきます
日本に自生しているヘデラの仲間でキズタがあり、この種の特徴は
壁面や樹木に吸着して上へ上へと育っていきます
カナリエンシスは壁面緑化や花壇密植、生垣と利用され、
視界の遮へいなど樹木では不可能な場所にもOKです
利用方法により重宝すると思いますよ!!
ナンキンハゼ
ナンキンハゼは中国原産の落葉高木樹
成長が早く、環境にも強いので公園や街路樹に植えてあることが多いです
白い実(種子)は石鹸の原料、また根皮と果肉は利尿剤として薬用にされたそうです
写真は10月の下旬に撮影しました
静岡の温暖な地域でも写真のように紅葉します
ナンキンハゼ並木の街路は紅い帯のように見栄えします
しかし・・・庭木には不向きかもしれません
・生育旺盛ですぐに大型になってしまう
・枝が柔らかいため強風で折れてしまう
・触れるとビリビリと電気ショックのように痛いイラガ{害虫}が好む
美しい紅葉と引き換えに前述したような特性もあります
樹木にはそれぞれ個性がありますね
« Older Entries Newer Entries »